JUNOTA

<<泥の中を歩く>>

太田潤 2022-238
紙、アクリルガッシュ 192×272 2022-05-31
暮らしの実景 5 / 159

田んぼの草とりをする。一歩ごとに水温も違うし、泥の表面の感じもちがう。水の流れが影響しているように思う。水の流れが緩やかで滞っているような場所は水温が高く、それに伴って雑草の量も多いようだ。逆に水が流れているところでは水温が低く、雑草の量も少ない。少ないけれど、それらは地面に根を深く張っているようで、引き抜こうとしてもプチプチと千切れてしまう。10時ごろから2時間ほど草取り作業をした。全体の半分くらい進んだけれど、太ももがもうパンパンになった。ちょっと頑張りすぎたかもしれない。はじめのうち、片手にバケツを抱え引き抜いた雑草をその中に入れ、溜まったら田んぼの外へ捨てるという方式でやっていたけれど、途中から引き抜いたものは泥の中に埋めてしまうように変更した。それでだいぶスピードアップした。お隣さんと少し話をした。